『とんかつひな太』葵区の新店舗で米の娘ぶた超柔らかとんかつ！

とろける柔らかさと肉の甘み
山形銘柄豚を低温調理カツで！

葵区昭和町に2022年8月14日オープンのとんかつ専門店。厳選の銘柄豚を使用＆時間をかけて揚げる低温調理が特徴で、とても柔らかなとんかつを提供しています。

オーナーシェフは東京・神楽坂の人気店『あげづき』で修業した方とのこと。とんかつのほかに、メンチカツや鶏カツなど、こだわりの揚げ物は単品でも注文可能です。

今回は予約限定のプレオープンで一足早くランチとんかつを頂いてきました！

静岡駅北口から7分程、江川町通り沿いにオープン。ビル1階の以前は割烹だったテナント。右隣は数年前閉店されましたが、有名な【漢方薬の荷居屋】だった場所ですね。

店内は黒を基調に木のテーブルが並ぶシックな雰囲気。どこに座っても料理が影にならない灯りの並びが今風ですね。BGMに明るい洋楽が流れています。

カウンター6席に2人掛けテーブル×6。カウンターはオープンキッチンで、じっくり揚げている様子をワクワクと見ながら待てます。

卓上の揚げ物用タレは4種類。相性で決めた定番のトリイソース・キャベツにも揚げ物にも合うトリュフドレッシング・出汁醤油・ピンクソルトとなっています。

自由につまめる浅漬けも壺に入っているので、待ち時間や食後のお口直しに。甘めで仄かな酸味が食べやすい、ポリポリ癖になる食感の漬物でした。

こちらは平日ランチメニュー。豚肉は山形県産の【米の娘ぶた】という銘柄を使用。一番安いメンチかつ定食で1375円・とんかつはロースの1760円から。

特上メニューは夜中心みたいですが、数量限定でランチ注文も可能とのこと。ロースカツ以外は単品の揚げ物もあります。

夜は単品のロースカツが1870円から、定食セットが＋440円とのことで、平日ランチはかなりお得にいただける訳ですね！

裏面に注意書き、とんかつメニューは低温でじっくり揚げるので20分～30分ほど調理にかかるそうで、混んでる時はそれ以上とも。時間がある時がオススメですね。

今回は【米の娘ぶたロースカツ定食】私のお財布ではなかなか奮発でしたが、せっかくプレでいち早く来たからにはとんかつ食べないとですよね！

出汁と赤みそがシンプルに温まる美味しい味噌汁、細かく刻んでシャキシャキなキャベツ・絶妙な炊き加減のご飯。キャベツとご飯はおかわり無料とのこと。

メイン皿にはカラシと生わさびも添えられています。

狐色よりも白っぽい色味の衣に、中のお肉はほんのりピンク色。しっかり厚みがあり、お肉自体のボリュームもバッチリですね。

何も付けず一口、サクッと食感から驚くほどの柔らかさ！

脂身のように溶ける訳では無いのでしっかり噛んで味わうのですが、肉質というか繊維自体がほぐれて歯に溶けていくかのよう。

肉の旨味もジュワっと、自然な甘みと共に口いっぱいに広がります。塩コショウなどの下味はほぼ感じず、肉の味がしっかり分かる仕上がりですね。

サクサク衣はパン粉の風味がしっかり立っており香ばしさも絶妙で、一口目から『これならこの値段でも安いくらいだ...』と感動してしまいました。本当に溶けますよ！

ピンクソルトをつけると塩気でより肉の甘みが際立ち、トリイソースは甘みと酸味のバランスがとんかつと間違いない相性で、ご飯のおかずとしても完成された味わいに。

上の写真はトリュフドレッシングですが、コクある風味とほんのり酸味でソースよりもサッパリしつつも、また旨味の味わい方の方向性が広がる確かな組み合わせ。

生わさびのスッキリとした辛さは他に何も付けずに合わせても最高ですし、ピンクソルトや出汁醤油とも相性抜群。

特に出汁醤油は、とんかつと焼肉の間のような不思議な最強和食的な何かに進化して、一枚でご飯1杯食べてしまえそうな謎の美味しさ。

旨味と食感を楽しむならそのまま、おかずなら出汁醤油わさびが個人的に一番です！

プレオープン記念にデザートをサービスしていただきました。プツプツと皮の食感と苦みも感じる、さわやかな日向夏のジェラートです。

こちらはランチメニューに載ってなかったので、夜かコースなどで付いてくるのかな？聞き忘れましたが、スッキリさわやかな柑橘系の香りが最高なお口直しでした。

低温調理効果か、冷めてきても柔らかさが損なわれず、最後までジューシーで旨味たっぷりなとんかつを満喫できました。ボリュームもバッチリです。是非お試し下さい！

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