スーパーじゃ買えないホルモンも!
1000円均一で気軽に家焼肉!
葵区大工町、2023年1月23日にオープンした、無人販売の冷凍ホルモン・お肉の直売所。店名通り24時間営業・年中無休で、いつでもお肉を購入できます!
店内には二つの冷凍ケースが並び、スーパー等では買えない希少部位のホルモンをはじめ、焼肉用の定番お肉も含めた30種類以上を全品1000円均一で販売。
オススメレシピや調理法などは公式Instagramで紹介されており、家焼肉やフライパンでも気軽に様々な部位を楽しめますよ!
【PR】今回は公式様にご招待いただき、気になった5種類のお肉を試してみました。
店舗紹介
24h無人ホルモン直売所:雰囲気
大工町土手通り沿い、番町公園近くの住宅街の一角。右隣に居酒屋の入るビルの1階です。ホルモンの文字が目立つ看板と旗、入口に全品メニューが掲示されています。
専用駐車場は無いので、自動車の場合は店の前につける形で停車して下さいとのことでした。近くの番町公園にPULCLEのステーションもあるので、自転車もおすすめです。
店内にもPOPがズラリと!各種一言紹介や、オススメの食べ方なども合わせて並んでいました。お肉は左右の二つの大きな冷凍ケースに入っています。
アイスが入ってそうな引き戸の冷凍ケース。中にはポップ付きで分かりやすくお肉が並んでいます。冷凍の為、縦長・ほぼ同じ形で場所を取らない梱包なのが良いですね。
全品1000円均一ですが肉の量などはそれぞれ異なるので、味付けの原材料名表示など含めて気になる方は手に取って裏面をご確認ください。
支払いは奥の料金箱へ。おつりは出ませんのでピッタリお支払い下さい。PayPayでの支払いにも対応しています。
24h無人ホルモン直売所:メニュー
入口に掲示されていたメニューはオープン時点のものだったようで、店内のポップを見るといくつか追加された30種類以上のお肉が並んでいました。
定番のホルモンから、スーパーやお肉屋さんでもそう見かけない品、ホルモン以外にも焼肉用のカルビや赤身・ステーキ肉・ハンバーグまで揃っています。
迷った方にお勧めなミックスホルモンや、鍋向けの品、火を通さずそのままおつまみにできる肉刺し系も色々ありますね!
お肉の他には焼肉用の味噌ダレ・もつ鍋の素を各500円で販売。
肉刺し用のタレも酢味噌・ゆずポン酢各50円でありますが、センマイ刺しまたはハチノス刺し1つ購入につき、どちらか1個を無料でいただけます。
希少部位のホルモン焼肉
これだけあると迷いに迷いましたが、普段は買えないし焼肉店でもなかなか食べないような部位を...と、初めて名前を知った【のどなんこつ】【ギアラ】をまずチョイス。
とはいえ定番も無いとバランスが悪いので【牛ホルモン】と、見た目が一番衝撃的な【一本マルチョウ】肉刺し系から【白ハチノス刺し】の5種にしてみました。
大前提として七輪とか網で焼いた方が美味しいのは分かりきっていますが、我が家には無いのと家庭で気軽にの観点から、今回は全てフライパンで焼いています。
一本マルチョウ
真っ先に中身が気になる一本マルチョウから。シールの写真でぐるぐるソーセージみたいな長さを想像しましたが、15cmほどの内臓っぽい肉が2本入りの内容でした。
部位的には牛の小腸。触ってみると白っぽい部分が結構固めで、しわになっている横の部分はぷにぷにと柔らかい触り心地。まずはそのまま焼いてみます。
どのお肉も共通ですが、解凍して袋から取り出す際、袋に残ったドリップ(血交じりの水分)は、一緒に焼くと臭みの素になるので迷わず捨てるのがコツとのことです。
加熱するとだんだんと膨らんでいき、キュウキュウ音を立てぷくぷく動く光景は謎の生き物のようで怖かったですね。
完全に火が通りそうにないので調理ばさみでカットしましたが、切り込みから大量の脂がぶわっと吹き出し皿が水浸しに。見栄えがギリギリなので写真は無しで...。
食べやすいサイズに切って再度加熱。断面も押さえつけて、表面こんがりの良い感じに焼きあがりました。マルチョウは牛小腸ですが豚の大腸シロコロと似た見た目です。
外側はの皮のような部分はかなり弾力があり、プリップリッとよく噛んで味わいます。中はふわふわなコラーゲンのような脂身?こちらは舌で触れただけで溶けます。
内臓肉感強めな風味がぶわっと広がりますが、臭みではなく、白米も進みそうな自然な甘みもある、これぞホルモンといった旨味!中の脂身が特にミルキーです。
脂っぽさも強いので一人でたっぷりは食べられませんが、香ばしくもとろっとろな舌触り含めて、まずは試していただきたい逸品ですね!
味噌ホルモンだれ
マルチョウは味付けなしなので、塩と味噌ホルモンだれでいただきました。
タレは醤油と味噌ベースのどろっとした仕上がり。フルーツ系の甘みと、ニンニクのスタミナ感も強く前にでており、ホルモンの脂によく合う味付けですね。
タレの味と肉の旨味・脂の甘みで無限に白米が進みますし、お酒とも相性抜群です!
コリコリのどなんこつ
お次は豚の"のどなんこつ"。希少部位とのこと。店舗の紹介では細かくしてハンバーグなどに混ぜてもコリコリ食感を楽しめると書いてありました。
つるっとした面と、軟骨らしい固そうな部分の面、なんだか耳と耳たぶのようにも見えてきますね。こちらは塩味が付いています。
マルチョウとは対照的に、こちらは全く水気も出ることなくこんがりと餃子のように焼けました。ただしポップコーンのように跳ねてひっくり返るのでご注意を。
つるっとした面はプリプリと鶏皮のような食感、逆は見た目通り軟骨のコリっと感が強く、固くはないのでスナックのように軽快に音を鳴らしながらいただけます。
このプリプリとコリコリの差が絶妙というか、個人的な好みかもしれませんが凄くハマる食感で、薄めでさっぱりとした塩気合わせて最強のおつまみでした!
勿論噛むほど旨味も口いっぱい広がって、肉としての味わい自体も最高ですよ!
若者専用?和牛ギアラ
下ごしらえ状態の唐揚げ用鶏肉のような見た目。牛の第四胃。お店の紹介では『食べれたら若い証!』とありました。焼いても煮ても良いそうです。
こちらも油を敷かずに焼ける程、ドロドロと肉から脂が漏れ出していくので、キッチンペーパーで拭きながらがおすすめですね。
焼けた見た目も独特。鶏のような見た目の表側と、裏は灰色で皮を剥いた魚肉か血合部分のよう。最初の見た目よりかなり引き締まって量は少なくなったように見えますね。
のどなんこつ以上の噛み応え!特に灰色部分はスジ感が強く、5分噛んでも噛み切れない程の部分も。しかし5分ずっと肉の味がするのです。
まさに肉のガム。顎が鍛えられそうで、牛を食べてるのに牛になった気分でした。
対称的に鶏のような表側はプリっと、食感も見た目通り鶏肉に近く、中からマルチョウのようにコクと甘みある脂が漏れ出します。
圧倒的噛み応えとたっぷり口に広がる脂、若者向け的な記載も納得な、独自の要素を持った部位ですね。
和牛白ハチノス刺し
こちらも色々あった肉刺し系メニューから、今回はハチノスをチョイス。牛の第二胃です。煮物が定番なので特に気になりました。タレは酢味噌です。
他の品とは違い、解凍してそのままいただけるのが楽です。内容量表示が180gと少なく思えましたが、焼いて小さくなったりしないので、逆に見た目からボリューミーです。
ハチノスの由来はそのまま蜂の巣のような網状の見た目ですが、食べやすくカットしてある為、棒状にビラビラがついたまた違うビジュアルになっていますね。
脂感は全くなく非常にさっぱりとした味わい。ホルモンらしい香りはほんのりと、臭みは全くなく、肉自体の旨味よりは独特な食感を味わう仕上がりですね。
コリコリぷりっぷり、ビラビラの部分は食感はあるのに溶けていくような、全体的にはミミガーのようなイメージ。
ピリ辛で程よい酸味の酢味噌が相性抜群で、つけて食べると肉自体の甘さも際立つようで、さっぱりながらも味深い、夏のつまみにピッタリな美味しさでした!
定番の和牛ホルモン
最後は定番の牛ホルモン!今回の中では唯一味噌味がしっかり付いており、小腸と大腸のミックスなので、最初のマルチョウを食べやすくしたものも混ざっています。
とはいえカットが結構大き目で、他の倍のサイズのものは火が通りきらないので後からカットして再度焼きこみました。
味付部分が焦げやすいので、他の肉よりも火加減に注意。焼いている時からぷりっぷり感が伝わって、お腹がすくビジュアルですね。
先ほどのマルチョウよりは皮の部分もやや柔らかく、コリコリっと軽い噛み応えで美味しくいただけます。中からたっぷりミルキーな脂なのは同じですね。
甘味噌ベースの味付けで、ホルモン味噌だれよりもマイルドな印象。そのまま焼き目の香ばしさ・肉の甘みと絡んで、白米が進む美味しさです!
他ではなかなか手に入らないような希少部位や、見た目も面白い一本マルチョウ、すぐおつまみにできる肉刺しと、様々な用途で使える無人直売所!是非お試し下さい!
店舗情報
店名 | 24h無人ホルモン直売所 静岡大工町店 |
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住所 | 〒420-0027 静岡市葵区大工町8-11 |
連絡先 | 下記公式Instagramへ |
駐車場 | なし |
アクセス | 静鉄バス 藁科線 屋形町バス停より徒歩2分 |
定休日 | 年中無休 |
営業時間 | 24時間営業 |
詳細 | 公式Instagram |