お腹いっぱい肉を喰え!
カツと生姜焼きの人気定食店!
清水区三保、とんかつ&生姜焼き中心に提供する老舗定食店。清水屈指のガツ盛り店としてファンが多く、大食いの方でも満足できるガッツリ肉定食が揃います!
豚ロース・ヒレのトンカツ&生姜焼きを基本に、鶏肉もあり、ハンバーグとつくねの間のようなオリジナル『ミンチ』も人気。どの品も肉自体の重さが300g以上あります!
大きな塊肉を厚いまま調理する為、提供は結構時間が掛かりますが、量に対しての値段もかなり安く、三保の学生さん達にも愛されています。
店舗紹介
とんかつ五郎十:雰囲気
瓦屋根に年季の入った柱と壁、老舗定食店らしい良い雰囲気の店頭です。三保街道沿いから光る白い看板が目印ですね。
席は玄関側に6人テーブル3、4人テーブル1つとカウンター9席が続きます。18時過ぎるころには手前のスペースは満席で大体は奥の部屋に案内されることが多いです。
カウンター席は夜は晩酌をされてる常連さんも。右側にあるピンクの電話は現役、予約電話があるとジリリリとかなり大きなベルが鳴ります。
奥の部屋には4人テーブルが6つ。全部で50席以上と広いですが混んでると調理に結構時間かかります。駐車場もスペース多めに整備されています。
とんかつ五郎十:メニュー
基本はこの中から選びます。すべて定食で単品は無し。それぞれのお肉をカツか生姜焼きから選びます。※こちらのメニューは2023年2月時点のものです。
特大が付いていないメニューも一部特大にできる裏注文があるそうで...!
裏はソフトドリンクとお酒、アイスなどがまとめて書かれています。おつまみは貝と冷静煮豚、試したことないので内容不明ですがお子様定食もあるみたいです。
特大ロースカツに挑戦
常連店なので色々なメニューに挑戦していますが、まずは本題の特大ロースから。どの定食もごはん・みそ汁・つけもの付きです。
メインの肉料理に比べてご飯はそこまで山盛りではないので、肉の量を分かってる常連さんは大体大盛(+100円)を頼んでいますね。
特大ロースカツは600gの肉塊を使用しているそうです。カツの状態で600gではなく、切った肉が600gですよ!かなり揚げ時間はかかりましたが、よく火が通るなと...!
長時間揚げている為、衣はきつね色を超えて焦げたような茶色ですが、味自体は焦げ味にはなっていないのでご安心下さい。
1カット100gの肉塊
特大さを測るために大根のつけものと並べてみました。厚さが5~6cmほど、たて12cmくらいかな?幅も2.5cmくらいに切り分けられてますね。
普通のとんかつ店のヒレカツ一枚よりボリュームありそうです。これが6カット分ありますからね。1枚100gある訳ですよ。
衣が薄めでカリッカリっとジューシーかつ肉のうまみが口の中に広がる肉オブ肉体験!厚さで言えばそこらのステーキよりあります。
ロースなので脂身がすごい。牛脂より大きな脂部分が一枚ごと付いてます。
これがあるからジューシーなのですが、二枚食べたあたりから一気に胃に来るので、苦手な方はヒレにするか脂は残した方が良いですね。
とんかつソースは甘みのある五郎十オリジナル。ゴマが入ってより香ばしく、どんぶりご飯に乗せてこのサイズ感ですからね。
脂以外の部分もとても柔らかく、このサイズで調理してしまうこと自体すごいのに、旨味を閉じ込める絶妙な揚げ具合はまさに職人技です!
他の定食もボリューミー
普通のとんかつ定食
こちら通常サイズのとんかつ。特大と比べれば普通のお店サイズに錯覚しそうですが、普通サイズでも300gの肉塊。
某かつ丼チェーンの120gのかつ丼でお腹いっぱいの私が、2.5倍の量を五郎十さんだと食べきってしまえる事実に自分で困惑です。
丼に乗せて比較しても1枚の厚さはそこまで変わらず、これ一個で満足感すさまじいです。特大よりはきつね色に近く、食感も少しサックリな感じかな?
同時に食べて無いのでどの程度違いがあるか分かりませんが、よほどの大食感かシェア前提じゃない限りは、こちらの方が美味しく完食できるんじゃないかなぁ。
ヒレカツ定食
こちらも見た目からボリューミー、100gほどのヒレカツが3つ乗った定食。ロースに比べて脂身が少なくさっぱりめ、それなのに柔らかさは負けていません。
ロースは揚げ油×肉脂ですが、こちらは肉自体の脂が少ない分かなり食べやすいと思います。一口が100gの半分でかなり大きいので、頬張ると肉の旨味が口いっぱいに!
ミックス(エビヒレ)定食
五郎十さんの中でもご褒美メニューというか、他の倍のお値段でなかなか手が出ませんでしたが、奮発して豪華にいってみました!
大きな海老が3本と、先程紹介した大きなヒレカツ2つ。この時点でヒレカツ定食の1.5倍程度のボリューム感ではありますよね。
エビは以前はもっと大きいものを使用していたそうで、小さいものにした分数を増やす形にしたそうですが、充分なサイズと思います。ちなみにエビフライ定食は5本です。
定番のザクっと香ばしい衣から、身は想像以上にぷりっぷり。しっかり詰まって厚みがありますが、歯が要らない程とろける柔らかさ!衣との食感の変化が楽しいです。
自然な甘みが素晴らしく、磯の風味が強くも臭みはなし。滅茶苦茶ジューシーで、甘酸っぱいソースにもよく合う逸品ですね!
串カツ定食
串に刺さってないのはご愛嬌。『刺さってたら食べにくいからね』と揚げるときだけ刺しているそうで、更に縦方向へ半分にカットされた状態で提供されます。
部位的には脂身がほぼ無く、ヒレに近い印象ですがヒレよりは多少硬さがあるのかな?と言った具合の肉質。それでも全然ジューシー&旨味たっぷりです!
肉の量的にはロースやヒレにはやや劣りますが、串カツだけの玉ねぎフライ部分もあり、こちらが凄く甘みが強く、じゅるっと溶けるような食感で最高!
お肉だけガツンとも良いですが、間に玉ねぎが挟まって一辺倒にならない為、個人的にはより満足度高く感じました。なのにロースより300円も安い!
ロース生姜焼き定食
ロースカツの生姜焼きバージョン。お肉の量は同じく300g、カツと生姜焼きがお値段据え置きなのも五郎十さんくらいですよね。
表面に衣がつけられ、パリッと焼かれています。とんかつと同じくロースの脂がありますが、生姜焼きソースといい具合に混ざってくどさを中和しています。
お値段は変わりませんが、メニュー上ゴマ入りとゴマ無しで分かれています。後乗せではなくソースに最初からなじませておくこだわりがあるのかも?
ワンカットはとんかつと同じくらい。衣が無い分口の中が肉・肉・肉!ですね。生姜焼きの味付けも含め、トンカツ以上にご飯が進むメニューだと思います。
ベースの味も濃い目ですが、生姜も効いていて割とさっぱりいただけます。
若鳥生姜焼き定食
鶏かわがカリッカリな若鳥生姜焼き、こちらはカツより生姜焼きが合ってる気がします。お値段はミンチと同じ低価格でありがたいですね。
鶏も300gですが厚切りで一口の食べ応えが半端じゃないです。お肉もぷりっぷり!さっぱりしてるのでこれなら特大も余裕でいけそうでした。
ヒレ生姜焼き定食
ヒレ肉にも生姜焼き定食があります!こちらはカツより少し食べやすい三等分サイズ。柔らかさは変わらず、脂身が無い分ペロッといただける品でした。
甘みのある生姜焼きダレはヒレ肉とも相性抜群ですね!
ミンチ生姜焼き定食
ミンチ生姜焼きは粗目のミンチ豚肉とたっぷり玉ねぎで作った五郎十オリジナルのハンバーグのような料理。一般的なハンバーグとは食感がかなり違います。
こちらは写真の通常サイズで450g、裏注文メニューの特大は900g。とんかつの方が油っぽさでお腹にガツンときそうですが、数値では五郎十トップの質量です。
肉の旨味がつまったジューシーな一口。つくねっぽく感じるほどさっぱりした口当たりで意外とパクパクいけちゃいます。不思議と脂っぽさがあまりないのですよね。
飽きの来ない生姜焼きの味付けとはいえ、とにかく量が多いのでご注意を。
ミンチカツ定食
ミンチ生姜焼きのカツバージョン、まるで輪切りにしたラグビーボール。元からジューシーなミンチが衣に包まれ更にジューシー。
かつさっぱり感はそのままに、とんかつと比べてもくどさを感じず食べ進められます。メンチカツと言うには肉感がありすぎるので、あくまでこれはミンチカツ。
おつまみ・冷製煮豚
三保近隣の常連さんは晩酌に来る方も多いらしく、一度は食べてとオススメされたおつまみ・冷製煮豚を頼んでみました。500円でこのボリュームは嬉しいです。
要するに焼かずに作るタイプのチャーシューですね。薄切りで塩味濃いめ、ご飯のオカズにはならないけど、お酒には抜群のおつまみって感じの逸品。
どのメニューもボリューミーで、ガッツリ食べたい方は一度は試していただきたいお店です。三保観光の際には是非お立ち寄りください!
店舗情報
店名 | とんかつ 五郎十 |
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住所 | 〒424-0901 静岡市清水区三保943-7 |
連絡先 | 054-335-4966 |
駐車場 | 店前2台・店舗裏に広い駐車場計10台分以上あり |
アクセス | 静鉄バス 三保の松原入口バス停より徒歩3分 |
定休日 | 月曜日 ※祝日の場合は営業・翌火曜休み |
営業時間 | 11:00~14:00 17:00~20:00(L.O.19:30) |
詳細 | 食べログ |