地元民定番の老舗
広い世代に愛される定食居酒屋
清水区入江にの老舗の定食居酒屋。お昼は海鮮中心にランチも扱っていますが、どちらからと言えば居酒屋営業がメインですね。
清水が舞台のアニメ『ちびまる子ちゃん』の作者で入江に住んでいた故・さくらももこ先生も、エッセイ内で行きつけのお店だった紹介している地元定番のお店。
海鮮料理の他にもパスタや洋風のおつまみなど幅広く扱っており、地酒中心にアルコールメニューも豊富です。今回はランチ利用をレポします。
店舗紹介
かね田食堂:雰囲気
JR橋梁が見える大正橋を渡って直ぐ。ベージュ色の3階建て、歴史を感じる暖簾や看板が目印。入口の立て看板にはランチ営業中と書かれています。
ちびまる子ちゃんの作中に直接登場したわけではないですが、作中の風景にあってもおかしく無い、レトロな味わいの外観ですね。
カウンター6席と4人掛け掘りごたつテーブルが3、2人掛けが2なので席数は少な目ですが、奥に個室もありそこそこ大人数で利用可能です。宴会対応もしているとのこと。
カウンターの上には手書きで日替わりのおすすめメニュー、老舗の居酒屋らしい光景ですね。部分的に古さを感ますが、カウンターやテーブルは綺麗に清掃されており清潔感は問題ありません。
カウンターの上には1999年に書かれたさくらももこさんのサイン!
かね田食堂のことは『さくらももこ編集長 富士山』というムックや、コミックのあとがきで何度か登場しており、様々な思い出を語っています。
かね田食堂:メニュー
ランチメニューはこちらから。いずれも1000円は超えますが、海鮮料理なので周辺のお店と比べてもそれなリーズナブル。
単品メニューが居酒屋価格なのでかね田さんの中ではお得感あります。和食居酒屋っぽいのに本日のパスタがあるのも面白いです。
特製ランチのはんぺんフライをアイスに変更できるのもツッコミどころ。今回は二人でフライ盛り定食とミックス天丼を注文しました。
他の単品メニューは居酒屋メニューになります。ランチメニュー以外もお昼から注文可能です。清水港の刺身がウリとのことで単品も盛り合わせも揃っています。
珍味メニューとしてイルカやくじらの個性的な部位も提供。他のお店や市場でも扱っていない本当の珍味ですね。
揚げ物も盛り合わせと単品それぞれで揃っており、メニューは料理だけで50種近く。お酒も含めると迷うこと間違いなしな豊富なラインナップです。
さくらももこ先生はキス天と海老天をよく注文していたらしいですが、今のメニューにキス天は無いですね。
裏メニューと書かれたこちらは洋食な品が揃っています。ランチは日替りだったパスタも8種類あり、カフェレストラン並みのラインナップですね。
フライ盛り定食
七品の野菜が綺麗なきつね色に揚げられたフライ盛り定食。大ぶりのネタ揃いでボリューミー。衣の粗さも整っていますね。
ランチセットは味噌汁と漬物、鮪の角煮が少しついてきます。鮪の角煮も港町の伝統料理なのですよね。
海老・ナス・レンコン・タチウオ・イカ・アジ、そして隠れてますが黒はんぺん!魚のフライ満喫な食べ応えのある定食です。
どのフライも身が厚く、揚げたてカリカリサクサク。衣が薄めで素材の味がしっかり分かるのですが、海鮮は臭みや癖が無く食べやすいです。特にイカがぷりっぷり!
ジューシーでご飯もすすみます。野菜も旨味がジュワ~っと出てくる感じで食感も残ってるのが素晴らしいですね。
肉厚で甘みのあるジューシーな黒はんぺんフライ!静岡の揚げ物のセットなら外せない逸品ですね。ご飯も進むので是非温かいうちに食べていただきたいです。
ミックス天丼
ミックス天丼も味噌汁と小皿が付きます。天ぷらはフライと違いしんなりタイプですね。しっかり旨味が凝縮された天ぷらに、甘めの出汁がたっぷり。
甘いタレとプリプリな野菜や魚、こちらもご飯が進む逸品でした!
お得なランチに豊富なメニュー!老舗のブランド力だけで終わらない、愛される確かな味と使い勝手の良さが光るお店です。是非お試しを!
店舗情報
店名 | かね田食堂 |
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住所 | 〒424-0831 静岡市清水区入江1丁目1-23 |
連絡先 | 054-364-8446 |
駐車場 | あり |
定休日 | 日曜日 |
営業時間 | 11:30~14:00 17:00~21:30 |
詳細 |
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