静岡市民のソウルドリンク?
スッキリさわやか甘いお茶!
葵区呉服町、呉服町通りに本店を持つ、創業天明元年(1781年)の茶商・竹茗堂さん。東京や神奈川にも販売店を展開しています。
ケンミンショーなどの全国番組でも紹介された、静岡市民のソウルドリンク【ウス茶糖】は、1933年に7代目が考案し販売開始。90年間愛され続ける人気商品です。
甘いだけではなくほんのり香るシナモンが落ち着く粉末茶。水にサラッと溶けて、牛乳や炭酸で作っても美味しい、これからの夏の暑さにもピッタリな逸品です!
店舗紹介
竹茗堂茶店 本店:雰囲気
重厚感ある作りの店内が奥まで見通せる外観に、金の大きな"茶"の文字と茶処の名前が書かれた札が目印。老舗製茶問屋らしさに個性も強い雰囲気です。
呉服町通りの中腹、玄南通りと青葉通りの間の区画、斜め向かいには同じく県外にも知られる世界一濃い抹茶ジェラートの『ななや静岡店』もあります。
カウンター越しに見えるズラリと並んだ茶箱、ショーケースにも様々なお茶が並び、茶葉以外にもティーバックや粉茶と手に取りやすい品が並んでいます。
まさにお茶処を象徴しているような内装で、観光で商品を見て周るだけでも楽しそうです。スタッフさんも丁寧に商品説明などしてくださいます。
商品によると思いますが、今回はウス茶糖だけ購入したので小さ目の袋で提供。袋は茶箱に貼られるラベル『蘭字』をイメージしたものとなっており、お洒落可愛いですね。
竹茗堂茶店 本店:メニュー
お目当てのウス茶糖は外観写真の左側、店頭の目立つ場所に並んでいます。
基本は300g入りパック。『ウス茶あられ』はあられが入っている分250gですがお値段は同じです。(味もあられが入っているかの違いだけです)
スティックタイプは5本と10本入り。10本入りは可愛いパッケージでお土産にもお勧めですが、量的にはパックの半分以下なので値段で選ぶならパックがおすすめ。
缶はハローキティちゃんとのコラボ商品で、キティちゃんをイメージした蘭字がデザインされていました。
店内右側の棚には様々な産地の茶葉がズラリと。値段も幅広いので、迷ったらどう違うのかなどを尋ねてみてください。
急須などの茶器もアリ。今は簡単なティーバックが売れ筋ですが、茶葉から丁寧に淹れてこそ一番美味しく飲めるはずなので、一つは持っておきたいですよね。
竹茗堂のウス茶糖
という訳で今回はウス茶糖300g入りパックを購入。爽やかそうな水で淹れたウス茶糖が描かれた、シンプルなパッケージですね。
原材料表示は、砂糖・ぶどう糖・抹茶・シナモン。カロリーは結構高めです。
水で割ってスッキリ美味しい
まずは普通に水で淹れます。粉の色より濃い緑になって少し驚きますね。苦みがほぼ無いので抹茶感的にはマイルド。甘いお茶としてゴクゴク飲めます。
静岡茶の美味しさが一口で分かる!みたいな、お茶として滅茶苦茶美味しいというものではなく、茶飴を溶かしたような甘さのある飲み口でジュース感覚です。
シナモンはほんのりですが存在感あり、小さな子供の頃は好き嫌いが別れがち。私も当時はミルク割りじゃないと飲めませんでしたが、今はこの香りが落ち着きます。
静岡茶感は強くないのでお土産としてはやや肩透かしかもしれませんが、これが市民定番というか日常の味なのです。
そのまま溶けて便利な抹茶ラテ
水で少し溶かしてから牛乳を注ぐのがおすすめ。味は抹茶ラテそのものですが、シナモンが良い感じに相性抜群で、後味にチャイのようなコクが生まれます。
普通に飲む分には、万人受けするのはミルク割りですね。苦みのある抹茶ラテとは違うので、特に子供が大好きな味。
少し溶けにくいものの、直接冷たい牛乳でも溶かせるので、何かしらの温め工程が要らないのも便利です。
夏は炭酸割りが最高
こちらは少しだけツウな飲み方・炭酸割り。粉に直接注ぐ場合は少しずつ入れましょう。少量の水で溶かしてからの方がこぼれる心配が減りますが。
水割り以上にスッキリ爽快感ある飲み口。元が甘めで苦手という方も、炭酸にすると違和感が無くなって飲める場合があるみたいです。
暑い時に飲むとさわやかさの奥からスッと落ち着く味わいで、体を自然に冷ます効果がありそう。こぼれない程度に氷もたっぷり入れてグイっと飲みたいですね!
アイスに混ぜたり、白玉に絡めたりとスイーツの味付などにも幅広く使える、静岡市民の定番ドリンク。是非お試し下さい!
店舗情報
店名 | 竹茗堂茶店 本店 |
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住所 | 〒420-0031 静岡市葵区呉服町2丁目4-3 |
連絡先 | 054-254-8888 |
駐車場 | なし |
アクセス | 静岡駅北口より徒歩7分 |
定休日 | 無休 |
営業時間 | 10:00~19:00 |
詳細 | 公式サイト |