静岡の老舗駅弁店が贈る
静岡らしいサンドイッチ!
1889年、静岡駅の開業に合わせて創業した、静岡県内の駅に展開する駅弁販売の東海軒さん。おぼろをまぶしたスタイルの鯛めしなどで有名です。
創業当時からサンドイッチを定番メニューとして扱っており、鯛めしと並んで、100年以上変わらないスタイルで提供しています。
今回紹介するのは私のイチオシ・黒はんぺんフライサンド!
静岡のご当地グルメ・黒はんぺんとワサビ漬けを合わせた、観光のお客さんにこそ是非食べていただきたい静岡らしい逸品です。
静岡駅の東海軒
静岡駅の東海軒は駅構内に6店舗。新幹線乗り場の中なども含むので、一般の方の利用は今回紹介する駅南口のコンコース店がオススメです。
ちなみに以前紹介した、チーズそば・うどんで話題の在来線乗り場の立ち食いそば店『富士見そば』も東海軒が運営しています。
130年続くサンドイッチ
店舗の天井下には創業時のお弁当のパッケージ。サンドイッチは『サンドウ井ッチ』と書かれていました。ここに並ぶ商品は現在も販売されています。
店舗はお弁当がずらりと並んでおり、お値段と説明付きで分かりやすくなっています。フランス国旗色が昔から変わらないハムと卵のサンドイッチ。
現在はカツサンドと、今回紹介する黒はんぺんフライサンドも登場し3種のサンドイッチが販売されていますね。
ばかうまい黒はんぺんフライサンド
パッケージに、すごく美味しいの静岡弁『ばかうまい』が書かれていました。
『サックリ旨味が詰まった黒はんぺんフライ/タルタルソースにわさびがツーンとしたさわやかな辛味がきいた』と静岡要素モリモリな内容です!
※当レポ写真は2019年11月時点。2022年2月に確認時点では550円になっていました。
原材料:はんぺんフライ
原材料名は最初にはんぺんフライ。成分表示は無く、はんぺんフライで完結してるのが面白いですね。普通はいわしとかパン粉とかになるはずですが。
タルタルソースと、わさびはわさび漬けの状態で入っているみたいです。消費期限は半日程度、思ったよりカロリーが高く、一食分はまかなえちゃう栄養素です。
食感楽しい!食べ応えも充分!
黒はんぺんフライは元となる黒はんぺんの大きさによって様々ですが、サンドイッチピッタリ程の結構大きめなものを使っています。
通常は半月状で膨らみがあるのでパンにはさむとバランス悪くなりそうなものですが、黒はんぺんフライサンド用に特注してるのかもしれませんね。
大きな黒はんぺんを挟んで、そのままカットしたようなビジュアルです。タルタルソース×わさび漬けもたっぷり入っています。
パン自体の厚みはありませんが、わらじとんかつのようなサイズの黒はんぺんなので、食べ応えは充分。カロリー分お腹もいっぱいになりますよ!
臭みは無く風味はしっかり黒はんぺんの味!揚げたてでは無いのでサックリ食感は無く、すり身のしっとり感とパンの相性が良い感じ。
衣×タルタルの定番の組み合わせに、わさび漬けのシャキシャキ食感はしっかり残っており、癖になる美味しさです。
辛さは殆どなく、むしろ甘みの中にピリッとスパイスが加わった、飽きずに食べられる逸品!隠し味?の青のりも入って風味豊かでした。
黒はんぺんそのものも、また味わっていただきたいですが、お弁当としてお勧めしたい逸品です!静岡駅にお立ち寄りの際は是非お試しください!
店舗情報
店名 | 東海軒 静岡駅コンコース売店 |
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住所 | 〒420-0851 静岡市葵区黒金町50 静岡駅南口 |
連絡先 | 054-287-7112 |
駐車場 | なし |
アクセス | 静岡駅改札徒歩30秒 |
定休日 | なし |
営業時間 | 5:40~23:00 |
詳細 | 公式サイト |