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さくらももこ先生の足跡を辿る ぶらり清水区入江 まる子の旅

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当地ブロガーの葵桜玖耶です。ちびまる子ちゃんの町・清水市に生まれ、清水区になった今も地元の紹介を行っております。

2018年8月15日、ちびまる子ちゃんの原作者で、同郷のさくらももこ先生が亡くなりました。53歳という早すぎる訃報でした。

今回の記事のような地元歩きの何気ない記事を、いつか清水を愛する先生が何かの間違いで見てくれる機会があったなら...なんて淡い夢もありました。

そんな夢はもう叶わないものとなってしまいましたが、清水を愛して清水を発信する、先生の志を継いでいく想いで今後も活動してまいります。

まずはちびまる子ちゃんランドへ

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ちびまる子ちゃんランド

歩きは原作ファン向けのディープな内容です。ちびまる子ちゃんの世界を感じたい方は、まずは清水区入船町にあるちびまる子ちゃんランドへ。

港の観光商業施設エスパルスドリームプラザの3Fにあり、ちびまる子ちゃんを少しでも知っている方ならどなたでも楽しめる内容です!

2020年7月に大幅リニューアルしました。詳しく紹介したこちらの記事もどうぞ↓

『ちびまる子ちゃんランド』リニューアル初日レポ!体験型フォトスポット充実・まるちゃんの夢を再現! - 静岡市観光&グルメブログ『みなと町でも桜は咲くら』

お先にマップを

順番に紹介していきますが、位置関係が分かりづらいと読みにくいと思うのでマップを制作しました。合わせて御覧ください。

スポットを巡りながら入江町へ

回のルートはちびまる子ちゃんランドをスタートし、入江の町を巡りながらさくらももこ先生の母校、入江小学校の前までを目指します。

入江の入口からスタートでもよかったのですが、そこまでの道にスポットが結構あったので合わせて紹介しますね。

萬世橋(よろづよばし)

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萬世橋

水区万世町にある橋。ドリームプラザ北側から巴川方向へまっすぐ進み、北へ進んで二つ目の橋です。

巴川は作中で何度も登場する川ですが、この橋自体は入江町からは離れているので直接物語と関係はありません。

巴川にはたくさんの橋が架かっていますが、数百年の歴史がある橋もいくつもあり、架け替えも行われています。

完工は1897年。橋の歴史自体はそこまで無いですが、現在の橋に架け替えられたのは1935年で現存する橋機能としては最も古いです。

港周辺の橋で石の高欄が残るのはこちらのみ。要するにこの橋だけがさくらももこ先生が育った頃の、アニメに登場する橋に一番近い姿を残しています。

キャンディ-ハウス

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キャンディーハウス

つてのディスコクラブ。原作コミックちびまる子ちゃん1巻に収録されている『たかがディスコに行くだけで』の舞台です。

巴川沿いの夜景が印象的な作品。159ページのお父さんとお母さんが車の前に立ってるコマでは少し離れていますが八千代橋の街灯に似た風景も。

ディスコから帰る際に波止場踏切を通るシーンを含めて、地元らしさが溢れる大好きな作品です。

静鉄橋梁・JR橋梁

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静鉄橋梁

自体は特に関係ないですが、ちびまる子ちゃんのラッピングトレインがタイミングよく通りかかったのでパシャリ!

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ちょっとだけ紹介

この車両、ラッピングだけでなく車内放送もまるちゃん役のTARAKOさん。内側のドアやつり革にもイラストを使う徹底ぶり。ファンなら一度は乗っておきたい車両ですね。

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JR橋梁

隣のJR橋梁は映画 ちびまる子ちゃん『イタリアから来た少年』のポスタービジュアルなどで登場しています。橋の下をくぐる際は1.6mしかないのでお気をつけて。

かね田食堂

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かね田食堂

くら家で行きつけだったと紹介されていた食堂兼居酒屋。食堂と名前がついていますがどちらかと言えば居酒屋です。父ヒロシが飲みに行っていたと書かれていました。

さくらももこ先生の友達の家でもあったとのことで、よく遊びに行っていたそうです。店内には先生のイラストサインも飾られています。

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制服のハマザキ

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ハマザキ

江の町の入口である稚児橋のすぐ近くにある老舗服店。清水区の学校では指定制服の店になっています。

特に作品と関係はないですが、クラスメイトのはまじの名字がハマザキということで、店長さんがはまじと呼ばれているらしいです。

はまじのモデルは実在する人物でこの近くに在住されてますが、制服のハマザキさんとは無関係とのことです。

稚児橋

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かっぱがいる橋

っぱ像が特徴の稚児橋。作中で何度も渡っている橋がここと言われています。

かっぱ像はいつからあるのか分かりませんが、現在の橋への架け替えは平成になってから。まるちゃんの子供時代はまだ石橋だったとのことです。

映画 ちびまる子ちゃん『イタリアから来た少年 』では巴川灯ろう祭りのシーンでも登場。ポスタービジュアルの橋ですね。

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右に進むと清水銀座。作中にも登場する戸田書店などがあります。

入江の町を巡る

児橋を渡った先が清水区入江です。ここからがメイン・まるちゃんの育った町!作中の舞台がいくつもあります。

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小ネタ

紹介しようか迷いましたが、稚児橋を渡ってすぐの場所に『長沢内科』が。字も違うしこちらは関係ないですよね?

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入江1丁目

入江の町は広く、三丁目まであります。交差点がいくつもあるので迷いがち。入江商店街には老舗の名店がいくつもあります。

当ブログでも紹介した稚児橋渡ってすぐの清水軒さん...は残念ながら閉店。

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左前には老舗の着物屋・黒田呉服店さん。映画のイタリアから来た少年では佐々木のじいさんのお店として大きな呉服店が登場しているのでモデルかもしれません。

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今回のルートはまず一丁目の交差点を右へ進んでいきます。

白髭神社

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白髭神社

江1丁目の白髭神社は作中で何度も登場した社務所のある神社。クリスマス会などが行われたと紹介されていた場所です。

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社務所

立派な社務所は自治会館として使われています。神社の隣は入江保育園(入江こども園)。さくらももこ先生も通っていた保育園だそうです。

いちろんさん

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いちろんさん

江二丁目の交差点にあるいちろんさん。でっころぼうが地元では有名な八百屋の堀尾商店さんです。

ちびまる子ちゃんには直接登場しないのですが、ヒロシの仕事が八百屋だったという情報から、ここが実家だと勘違いされてる記事も多いです。

いちろんさん自体は江戸末期から続く玩具職でしたが高齢により引退されています。

さくら家跡地

くら家こと三浦青果店跡地。今は誰が使ってるかわからない一般宅かもしれないので写真は自重しましたがマップに場所だけ入れました。

90年代前半に廃業し現在はガレージになっているので跡形もありません。いちろんさんとは同業なのに目と鼻の先。ライバルだったのかな?

こくぞうさん(淡島神社)

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淡島神社

のまま進み、辿り着いた入江岡駅の手前に神社が。拝殿の右奥にはアニメにも登場した『こくぞうさんの木』と呼ばれる大クスノキがあります。

こくぞうさんの木は何度も登場するのでファンにとってはお馴染みのスポットですね。この先は入江じゃないのでいったん引き返します。

くりた瓦せんべい老舗

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くりた瓦せんべい老舗

丁目の交差点まで引き返して今度は左へ。しばらく進むとあるのがくりた瓦せんべい老舗です。

こちらは作中にはおそらく出てなかったと思いますが、清水の老舗としてちびまる子ちゃんとコラボした瓦せんべいを製造しています。

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ちびまる子ちゃん瓦せんべい

コラボ瓦せんべいはちびまる子ちゃんランドとここでのみ購入可能とのことです。

おなじみの歩道橋

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歩道橋

く進んだ先にある入江三丁目の交差点に架かる桜橋町の歩道橋。

原作・アニメ共にお馴染みの場所で、エッセイ等でも落ち着く場所、よく景色を見ていたなど紹介されています。

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確かにいい景色

山に向かってどこまでも道路が続いているような、落ち着ける景色ですね。当時とは全然違うのでしょうけど、町の形がそういう雰囲気。

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富士山も見えます!

曇っていたのでうっすらですが、北東方向に富士山が見えました!

清水入江小学校

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目印

逃しやすいので目印から、歩道橋を渡った先の道をまっすぐ。マックスバリュと清水銀行が見えたら、清水銀行の手間の信号を左折です。

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入江小学校

こちらが作中の小学校であり、さくらももこ先生が通っていた清水入江小学校。校門は開いてますが勝手に入ったら捕まります。

実家の位置からすると、ほぼ直線とはいえ結構歩きますよね。今でも色々揃っていて良い街並みでしたが。

というわけでゴール!ですが、少し先に関連スポットがあるのでそちらを最後に紹介しましょう。

追分羊かん本店

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追分羊かん本店

300年続く清水の銘菓!東海道五十三次の時代に駿河三大土産として名を馳せた追分羊かんを販売しています。

追分羊かんとコラボもしており、ちびまる子ちゃんランド限定のコラボパッケージで羊かんを販売しています。

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追分羊かん

店舗が登場したのは数回のみですが、佐々木のじいさんへ渡すシーンや、エッセイやあとがきで好物であることを紹介したりもありました。

お小遣いを使い果たして買ってしまうほどの大好物だったそうです。

以上!入江の町外にもスポットは多数ありますが、今回は散歩ルートのみに絞りました。まるちゃんの生まれ育った町、是非歩いて周ってみてください!